20周年記念式典ご報告
2021.10.16
ファミリー・サポート・センター子育てしやすい環境づくりを目指して
日進市の子育て支援事業にっしんファミリー・サポート・センターが設立20周年を迎え、7月18日、にっしん子育て総合支援センターで記念式典が行われました。
感謝状を手にする会員と近藤市長
平成13年の開設時は日進市役所内に事務所が置かれていましたが、その後にっしん子育て総合支援センター内に移され、令和3年4月に20周年を迎えました。感染予防のため、例年行っていた会員同士の交流会は開催せず、「永年会員表彰式」のみを開催しました。10年以上継続して活動している会員34人に日進市から感謝状を贈呈し、当日参加した16人は近藤市長から感謝状を受け取りました。
市長は、会員の皆さんが自身の子育てをしながら援助活動を行っていることや、長きにわたり活動を続けていることなど、日々の活動に感謝を述べました。
センター長の小川悦子さん
市長から感謝の言葉をいただきました
永年会員の皆さんへ感謝状を手渡しました
後半は、「20年のあゆみと未来へ」と題し、子どもの送迎や預かりをしている様子や、講習を受けている様子、依頼会員からの感謝のメッセージなどを映像で紹介しました。また、インタビュー形式で行われた活動事例発表では、入会のきっかけや活動にあたり気をつけていること、思い出に残るエピソード、あなたにとってファミサポとは、など会員のさまざまな話を聞きました。
援助会員活動事例発表をしたウィークスさんは「近くに頼れる人がおらず、子どもが0歳の頃から依頼会員として子育てを手伝ってもらっていました。援助会員のおかげで今があります。現在は、援助会員として小さいお子さんとの交流を楽しんでいます」と話しました。牧さんは「安全に預かりが終わるとホッとします。子どもたちと一緒に過ごした思い出がたくさんあります。お子さんたちが大きくなって遊びに来てくれたりして、地域でのつながりがうれしいです」と話し、小嶋さんは「時間を忘れないようにすることは、とても緊張感があります。有償ボランティアはやりがいがあり、長く続けたいと頑張っています」と述べました。
式典の様子
ファミサポ事業は、今後もより子育てしやすい環境づくりを目指して活動していきます。
特別な資格はなくても同センターの講習と消防署員による救命講習の受講により学びながら援助活動ができます。子育て経験を生かし、地域の子育てのサポ―トをしていただける方を募集しています。