援助会員向けフォローアップ研修開催しました
2021.05.15
ファミリー・サポート・センターにっしんファミリー・サポート・センター援助会員フォローアップ研修「小児幼児救命講習/子どもの安全」が4月25日(日)ににっしん子育て総合支援センターにて開催されました。
(にっしん子育て総合支援センターでの研修)
ファミリーサポ―ト事業は、子育てのお手伝してもらいたい人(依頼会員)と、お手伝いをしたい人(援助会員)が会員になり、市内のお子さんの預かりや送迎を地域で助け合う相互援助活動です。日進消防署員の方を講師に招き、18名の援助会員の方が参加しました。
(講師の日進消防署員の説明を熱心に学ぶ援助会員の方々)
感染予防に努め開催された3時間の講習では、小児や乳児に対する心肺蘇生法、小児用のAEDの使い方、大人との対応の違いなど実技を中心として進められました。子どもの場合は、誤飲による窒息などが原因となることが多いとのことから、子どもに対する窒息の異物除去の対応もくわしく実施されました。また、感染予防として、救命活動が屋内の場合は換気をお願いすることや胸部圧迫の際に顔の上にガーゼをおくなど、自身の感染予防にも気を配ることの大切さも学びました。
参加者の援助会員の方々は、「何度も受講することで忘れずにいられる。毎回新しい気付きがある。大切なお子さんをお預かりするので万一に備えることは大切だと思っている」とおっしゃっていました。
引き続き行われた安全講習では、同センターのアドバイザーによる援助活動の危険予知トレーニングとして、ワークショップを行いました。4名程のグループに分かれ、援助活動をイメージしたイラストを元に危険な場所や行動をピックアップし、どのように予防していくかを話し合い今後の安全目標を立てました。
(各グループで話し合った内容を発表する様子)
当センターでは、市内のお子さんの短時間の預かりや朝夕の保育施設への送迎、出産時の上のお子さんの預かりや一時保育への送迎などの援助活動のお手伝いをしていただける援助会員を募集しています。特別な資格はなくても同センターの講習と消防署員による救命講習の受講により学びながら援助活動ができます。子育て経験を活かし、地域の子育てのサポ―トをしてみませんか?